眠りの悩み

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眠りの悩み

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REM SLEEP BEHAVIORAL DISORDERS

REM睡眠行動障害

子どもに見られる“ねぼけ”の症状では、「睡眠時遊行症」や「夜驚症」があります。これは成人になるにつれて消失していくので、周囲はあまり神経質にならずに見守ってあげるとよいでしょう。
ここでは特に高齢者に起こりやすい“ねぼけ”に似た症状で、「REM睡眠行動障害」について紹介します。具体的には眠っている間に夢体験に関連して殴る蹴るなどの暴力的な行動を起こし、パートナーやペットを驚かせたり、自身もケガをしたりするような症状が現れます。

原因

本来は夢を見ている時(REM睡眠時)は筋肉が弛緩して身体の動きは抑えられているので、夢の中で激しく動いても実際の動きに現れることはありません。
ところがこの身体の動きを抑える脳機能が障害を受けると、実際の行動に出てしまうようになります。
途中で目を覚まさせることが容易で、その時に「夢を見ていた」ことが自覚できるのも特徴です。

当クリニックの治療

医師の指導のもと投薬治療を行うのが効果的です。一般的な治療薬の他にも漢方薬を用いたり、メラトニン受容体作動薬を用いることもあります。

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