眠りの悩み

SLEEP
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眠りの悩み

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SLEEP-RELATED MOVEMENT DISORDERS

睡眠関連運動障害

睡眠時の身体の症状によって睡眠が妨げられる症状をいいます。「歯ぎしり」や「周期性四肢運動障害」などがありますが、代表的なものは「レストレスレッグス症候群(RLS)」です。
これは別名「むずむず脚症候群」ともいい、静かに横になったり座ったりしている状態で、痛みを伴うこともある不快な下肢の異常感覚により、脚を動かしたいという強い欲求が起こる神経疾患です。
むずむず、チクチクする感覚、ひりひり熱い、虫が這うような感覚や静脈の中でコーラが泡立つといった異常感覚が起こり、脚を動かすことで症状が軽減されます。夕方から夜に症状が重くなるので、不眠症を起こしやすくなります。

原因

鉄分の不足が深く関与しているとみられるほか、神経背側視床下部に存在するドーパミン神経核の機能低下などが関与していると考えられています。
有病率は欧米で5~10%、日本で2.5%くらいあるといわれています。

当クリニックの治療

鉄やフェリチンなどを血液検査で調べ、鉄が不足している場合は補います。その他は投薬治療を用いることが多く、ドーパミン受容作動薬の内服や貼り薬の貼付は保険適応内であり、多く用いられます。必要に応じて抗てんかん薬の一部を用いることもあります。

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